外壁塗装をスタートしたきっかけ– Trigger –

新潟ペイント工業株式会社を創業する前は自動車の鈑金塗装の営業を約10年行っていました。
友人の外壁塗装会社に営業として誘われたのがキッカケで今日まで外壁塗装業界に身を置いています。
ですので、私自身は職人歴がありません。職人歴がない分、本当にたくさん勉強しました。
自動車の鈑金塗装は「下地処理が命」です。
下地処理がダメなところに、いくら良い塗料を塗装してもダメなんです。
これは住宅塗装でも同じことが言えるのですが、外壁塗装業をスタートするにつれて、昨今の住宅塗装は「上塗り塗料(シリコンやフッ素塗料など)」だけをセールスポイントとする点や、「上塗りが綺麗になれば良い」という風潮に疑問をいだきまして、お客様にも下塗りや下地処理が大事なんですという事をお伝えさせて頂いております。

新潟ペイントの強みとして– Strength –

施工技術という点でいくと、しっかりとやってらっしゃる会社さん同士では、あまり差はありません。
差が出てくるとすれば、「お客様のお家の外壁に、どの様な下地処理をして、どの様な塗料を塗装して、7年10年と塗装が剥がれない様にどう取り組むか」です。
新潟ペイント工業では、「塗装して終わり」ではなく、「施工した後」が勝負だと思っております。
ですので、施工後7年間は毎年毎年お客様のお家へご訪問させて頂いて、検査をして新潟ペイント工業の塗装に不備が無いかをチェックします。
もし不備が見つかれば当然無償で直すなど、お客様に対するアフターフォローをしっかり行っております。
元職人さんの会社様では、中々アフターフォローにまで目をむける会社は少ないかもしれませんね。
正直、新潟ペイント工業で5年間検査させてもらうと、「塗装が剥げてきた」というお客様も何件かいらっしゃいました。
そんな時はもちろん無償で、すぐに別の方法で手直しをして差し上げます。
営業の世界だと「アフターフォロー」って当たり前の話なんですが、職人さんの世界になると、「なぜアフターフォローするの?」となるわけです。
よく「保証」を付けますというお話がありますが、これは塗料のメーカー保証がほとんどで、塗料会社がお客様のお家を毎年訪問してチェックして「保証」している会社は少ないと思います。
重要なのは、下塗り材をサイディングでもいろいろありますし、それに併せて選定したり、表面が劣化して剥げている場合、外壁補修用の下塗り材を塗って固めてから下塗材を塗装しなければならないなど、「下処理をいかに丁寧に行うか」を重点的にご説明させて頂いております。
また、「仕上がった瞬間」は、どこの塗装屋さんが塗ってもほぼ一緒なんです。
ですが新潟ペイント工業では、長く持つ塗装をしていますので、年数が経てば経つほど他社さんとの違いが出てくると思います。
正直こういった部分というのは年数が経たないとわからない所ですので、お客様がここをどうご判断されるかというのは難しい点ですね。
新潟ペイント工業で塗装させていただくお客様は、なぜか「建築関係」の方が多いです。
我々の塗装方法等をしっかりと聞いて、ご自身のご経験とすり合わせてご判断されていると思いますが、私が提案させて頂いている事が、建築関係にお詳しい方もご納得されている結果だと感じています。

外壁塗装会社を選ぶときどんな点に注意すれば良いか– Caution –

先程も申し上げましたが、「上塗り塗料」について「30年持つ塗料」だとか、「特殊塗料でいろいろな効果があります」という触れ込みで営業される会社さんは多いのですが、新潟ペイント工業では発売されて10年経った塗料以外は使用しません。
例えば、発売されて5年しか経っていない塗料は、10年もつ塗料という実績がないじゃないですか。
従いまして、発売後10年経っている塗料をおすすめになる業者さんが良いと思います。
「新しい塗料で、メーカーさんイチオシの塗料だから」とおすすめになる業者さんよりも、地味ですが10年以上経って実績のある昔からの塗料を、自社でも塗って実績があり、お客様からのご指摘が無いような塗料を勧める業者が良いと思います。

塗装をご検討されている方へ– Message –

新潟ペイント工業の社訓である「誠実に」「勤勉に」「丁寧に」という言葉をモットーに、お客様の大切な財産を守って参ります。
特に「勤勉に」という言葉は、今の時代「死語」になりつつあります。
ですが私は日本人の素晴らしい長所だと思っていますので、会社の若い職人にも「勤勉に、真面目に、よく働いて、丁寧な仕事をしなさい」と繰り返し伝えています。
冒頭でもお伝えさせて頂きましたが、塗装工事が終わった後も、しっかりとした長いお付き合いをさせて頂ければと思っております。